観勢寺落慶
元本願寺派の末寺で、親鸞会に譲渡された観勢寺の会館建築と本堂改装が完了したようです。11月21日に御名号御安置、23日拝観、そして、明日の30日落慶法要という事になります。
この問題については、
元本願寺派寺院が親鸞会に譲渡されつつある問題、いわゆる「観勢寺問題」についての文化時報の記事。
月刊住職2016年5月号「本願寺派寺院が異安心として否定する親鸞会に譲渡されそうな危機」
伝統仏教教団は何のために存在するのか
で取り上げています。
改装後の本堂の写真を見せてもらいました。
元々あった内陣形式は取り払われ、やはり(というか親鸞会からしたら当然でしょうが)名号本尊が安置されています。それにしても何かしら取ってつけたような印象を受けます。左右余間(本尊の左右)にある書がそう思わせるのでしょう。見慣れればそうでもないのかもしれませんが、通常の内陣形式と道場形式の折衷のような変な感じです。改装をする人もおそらく悩んだのでしょう。
何はともあれ、観勢寺は「親鸞会の寺」になりました。どうしてこんなことになったのか、どうして止められなかったのか。当事者の本願寺派はもちろんのこと、大谷派も他の宗派もこの事例を十分に研究して今後に活かすべきだと思いますが、そんな気配もありません。私の知らないところでしているのかもしれませんけど。
すでに岐阜には、何時離脱して親鸞会の寺になってもおかしくないような寺が二カ寺あります。これからこういう寺が増えるような気がしています。それにしても東西合わせて二万カ寺の末寺があるなか、大勢に影響なしとして、たいして関心も持たれていないのかもしれません。
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