投稿:真宗の流れをかえる親鸞会~法論を挑んだら建造物侵入罪~(2)
あまりにもふがいない講師部員の姿にあきれ、私は講師局長であるM氏にその場で電話をしましたが、残念ながら留守電でした。留守電に、「H支部長は会員の皆さんに法施もしない、教えを守ろうとの気概もまったく見せない、それが親鸞会の講師部員なのですね。」と入れておきました。
会場を出ると先ほどの学生が待っていました。私は彼と横並びで話をしながら歩き始めましたが、H支部長はこちらに一切目もくれず2、3m前を歩いていました。その際にも、私はH支部長の背中にむかって、「親鸞会の教義は、善のすすめ(と信心の関係)、三願転入、一切衆生必堕無間など、間違いだらけだ、と言っている。なぜ、反論しないのか。できないからか!」、「君は『親鸞会の説く教えは間違っている』と言われても、何も答えられないのか。よくそれで講師部員がつとまるな。学生を前に、彼の仏縁を守ろうという気はないのか!」、と何度も尋ねましたが、H支部長は両肩を落としながら、振り向くこともなく歩き続けていました。横にいた学生はあまりにもふがいない支部長の姿に、唖然としていました。「こんなH先生の姿ははじめてみました」とも言っていました。このH支部長は6月まで、ある学友部の責任者であった男です。そのような者でさえ、この体たらくですから、あとは押してしるべしなのかも知れません。
ちなみに、H支部長は私の数年下の後輩で、学生時代はとなりの地区でしたのでよく知っています。彼自身に個人的な恨みはないですし、黙ってうつむいたまま苦しそうな表情をしている姿があまりにも可哀想だったので、車に乗り運転席に黙って座る彼にむかって、車の外から「私の家の近くに派遣された君も災難だけど、自分の心に嘘をつかずに活動しなよ、今日はごめんな。」と伝え、別れました。
これらの事実から分かるように、親鸞会の講師は、会員さんを前に教義的な批判をぶつけられても、もう何も答えられないのです。今回、それを肌で実感しました。その日の夜、講師局長のM氏に再度、電話をしましたが、怒りにまかせて怒鳴りちらすだけでこちらの質問には何も答えず、電話を切ってしまう始末です。トップからしてそうなのですから、一支部長に気概を見せろといっても酷なのかもしれません。
親鸞会衰退の原因は、他ならぬ、法をとかない親鸞会講師部員にあることがよくわかる出来事でした。彼らは会員の皆さんの前では、威勢良く法を説いていますが、親鸞会を批判してくる者を前にして、都合の悪い事実を突き付けられると何も言えず、一言の法も説けなくなるのです。私は最近、多くの会員の人たちとやり取りをしていますが、今回のH支部長だけでなく、講師部のいつもと違う姿を見て、多くの会員さんは「○○先生のこのような姿は初めてみた。いつもと違う。なぜ何も答えられないのか不信に思った。」と言われます。
そして話はこの日だけでは終わりませんでした。数日後、親鸞会の情けなさを露呈する出来事が、再度、起きました。私の自宅に親鸞会顧問弁護士のK氏から内容証明郵便で、「通知書」なるものが届きました。内容は以下の通りです。
貴殿は、平成22年8月24日、親鸞会講師が開催する講演会の会場に入り込み、親鸞会の誹謗中傷をしました。今後、親鸞会あるいは親鸞会講師等の開催する講演会等の会場に一切入らないように警告します。この警告に反して会場に立ち入った場合は、建造物侵入罪となりますので、厳正に対処します。
この通知書をみた瞬間、私だけでなく、私の妻も腹をかかえて笑っていました。私は聴聞の最中は、邪魔をしては参詣している会員の皆さんに悪いと思い、皆さんとともに静かに聴聞し、その後、支部長と話をして批判しただけです。余程、辞めた講師に批判されることは都合が悪いのか、弁護士を使ってこんな脅しまでかけてくるとは、親鸞会の焦りを感じます。かつて、本願寺の講堂に会員何百人を引き連れて法座を妨害した親鸞会が、たった1人の除名講師が、しかも聴聞した後、話をすることに対し、「建造物侵入罪で訴えてやる!」とは、よくぞ言ったりと腹がよじれました。
それとも単にM氏が怒って、Kさんを動かしているのでしょうか。法律の専門家であるK氏にしてみれば、あまりにもバカげた内容だと思われますが、Kさんも光晴氏に文句言われないよう、形の上でだけさっさと仕事を済ませているのでしょうか。
高森会長は、次の文章をとても気に入っているのか、親鸞会発行の『法戦』シリーズの2から5のはしがきで使っています。
大聖釈迦牟尼世尊は、そのご入滅に際し『涅槃経』の中に、「僧にして、法を壊つ者あるを視ながら、之を黙視し、更に、訶責駆遣せざる者は、是の僧は、これ仏法中の怨なり。若し、よく駆遣訶責せば、これ我が真仏弟子なり」とご遺言なされた。これは、仏法をネジ曲げて説いている者を見ながら、それを破邪顕正しない者は仏弟子ではない、仏の敵である、ということである。この釈尊のご遺訓に従って破邪顕正し、本当の親鸞聖人のみ教えを開顕する親鸞会に、打てば響くがごとく、四方八方から非難攻撃の嵐が湧き起こった。親鸞会はその都度、それら外道邪教、邪義異安心の輩に対して、敢然として破邪の利剣をふるい、常に完膚なきまでにそれらの悪魔外道を摧破しつづけてきた。親鸞会の歴史はまさに破邪の法戦で綴られている。
また、高森会長の著作である『本願寺なぜ答えぬ』では、
親鸞会は、自分たちが本願寺のことを誹謗中傷していることは『顕正』であると正当化し、逆に、自分らのことを批判されると誹謗中傷であって許せないというのです。自是他非の前提のもとに闘争をしかけてくるのですから、これでは宗義上の公正な論議などは望むべくもありません。悲しいことであります
という本願寺に対して、次のように批判しています。
そんな、泣きごとを並べず、親鸞会の問題提起を、受けとめる努力を、なぜ、なさらないのか。
今の親鸞会の姿勢はまさに、「自分らのことを批判されると、誹謗中傷であって許せない」となっていて、高森会長が本願寺に対して批判したように「そんな、泣きごとを並べず、元講師部員の問題提起を、受けとめる努力を、なぜ、なさらないのか」と問いただせば、何と答えるつもりなのでしょう。
そして、同書で勇ましく「不当な誹謗中傷を明証で破る」と記していた高森会長が、今は顧問弁護士を駆使して「教義への批判を建造物侵入罪で防御する」となってしまっているのです。
メッキの剥げ方があまりにも激し過ぎるのではないでしょうか。
会員向けの表の顔が「不当な誹謗中傷を明証で破る親鸞会」で、会員の皆さんには見せられない裏の顔が、今回の「教義批判を建造物侵入罪で防御する親鸞会」なのです。
高森会長は「裏も見せ表も見せて散るもみじ」という言葉が好きで、この言葉の通り、会長先生は裏も表もなく生きてきた方と思い込んでいるのが会員さんです。
しかし、実際は「裏を隠し、表だけ見せて散るもみじ」となっています。
いずれにしても、親鸞会の情けなさ、ふがいなさを如実に表す今回の出来事でした。もしかすると、親鸞会は今、何かを恐れているのでしょうか。これまで隠し続けてきたことが、白日の下、天下の目にさらされることに気づいたのか、最後の悪あがきに法的圧力で批判者を黙らせようとしているのでしょうか。
批判の内容には一切答えず、教義批判をされても一言の法も説けず、相手を圧力で黙らせようとするのが今の親鸞会のやり方です。親鸞会の講師たちよ、会員の皆さんに不信を与えている張本人は、何も答えないふがいないあなたたちです。いつの日か、本願寺から「親鸞会なぜ答えぬ」と言われ、そのまま地上から消えさるのではないかとさえ思います。
最後に、教義批判に「建造物侵入罪」で防御してきたK弁護士が顕正新聞に書いた記事を引用します。
我らが「南無六字の城」特専部長 K(弁護士)
現代はどうであろうか。親鸞聖人の正しい教えが広まれば広まるほど、これを苦々しく思うものが出てくる。真実の拡大を何とか阻止したいが、教義論争を挑んでも勝ちめがない。すると、権力を使ってなりふり構わず、妨害をしようとしてくる。これまでも国家権力を使った悪質な妨害があった。これからもあるだろう。迫害に対しては、断固戦う。我々には法律という盾があり、言論という武器もある。でっち上げを謀った者たちは、やがて窮地にたつだろう。
一人で教義論争を挑んだら、なりふり構わず、法の力で「今後は建造物侵入罪で訴える」と妨害されました。窮地にたっているのは、一体どちらなのでしょう…。Kさん、もう誰も親鸞会を相手にしてくれませんよ。まさか、それが狙いですか?遠大な計画ですね。
親鸞会のかつての公約は、今はこうなっているのでしょう。
今まで、親鸞聖人の教えをネジ曲げて大衆を騙し、仏法を食い物にしてきた私達は、本当の親鸞聖人の教えが大衆に知れわたることを極度に怖れています。親鸞会の主張に対して異議、反論のある方は、私たちが法を説く建物に遠慮なく入って来て下さい。相手が集団であれ、個人であれ、公開であれ、非公開であれ、討論であれ、文書討論であれ、時と場所を問わず、嘘の親鸞聖人のみ教えだとばれないように、相手を建造物侵入罪で訴えます。
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コメント
親鸞会の裏の姿がわかりました。ありがとうございました。会員の方々も早く気づかれてもらいたいです。しかし心底醜い団体で恐ろしいです。
投稿: | 2010年9月 2日 (木) 10時07分
極めて重症やな・・・
H支部長の対応とその後の高森会の対応たるや、一昔前の状況と比べても
目に余るものがあるね。
投稿: | 2010年9月 2日 (木) 10時43分
K堀弁護士へ。
仏心を体現した、弁護士 を目指されたのでは なかったのですか。
私は、あなただけは、仏 とは いわないまでも、最後まで、慈悲の心で、会員を見捨てない方だ と 思っていましたが、結局、会を守るためには、マイナスの会員は切り捨てる、無慈悲なる弁護士なんだなあ、と
目がさめる思い。
情けないですね。
なぜ、世わたる弁護士になり下がっているのに、特専部に留まっているのか気がしれません。
少なくとも、特専部に「仏心を体現した・・・」というスローガンは早々に降ろしてください。
笑われてますよ。
投稿: | 2010年9月 2日 (木) 11時15分
本願寺への座り込みとか、真流一の会への座り込みもあったね。
他に地方寺院への抗議文のチラシ撒きとか法座押しかけとか。
他にもお坊さんへ直接でかけた講師とか、
教会へ乗り込んだり天理教に身分を隠して調査したり。
本願寺への誹謗中傷は一体どうなるのかな。
そのほかの団体への誹謗中傷は忘れたのか。
投稿: | 2010年9月 2日 (木) 11時40分
私も、腹がよじれました。
投稿: | 2010年9月 2日 (木) 11時47分
ほんとだね。
どれだけ~ だね 昔からの会員さんが知ったら
めまいと あきらめ で 狂いそうな、話。
さんざん、相手の都合も考えずに、破邪顕正と称し、夜中までも
押しかける。
そのわが身を忘れたか。
親鸞会に関わった、皆が 腹のよじれる思い。笑わせるなあ
投稿: | 2010年9月 2日 (木) 12時12分
会長より再び緊急宣言です!
浄土仮宗高森会を再び改め浄土邪宗高森会とします。理由は皆様方より素敵な名前を戴きましたので。
投稿: トライチ | 2010年9月 2日 (木) 12時16分
呆れますよ。何か小学生レベルの争い。
投稿: | 2010年9月 2日 (木) 12時34分
ひょっとしてK堀弁護士は、
このネタで、親鸞会の 最後の息の根をとめようと してくれて
いるのか。
さすがだ。M野さんにつぐ、貢献者かも。
投稿: | 2010年9月 2日 (木) 12時58分
親鸞会、中も外もぼろぼろですね。
これからどうなっちゃうんだろ。
投稿: | 2010年9月 2日 (木) 13時51分
親鸞会の顧問弁護士も限界かな。あんな通知書は振込め詐欺と同じじゃないか。
布教妨害ってあれは布教妨害じゃないと思います。 意味がわからないね。
投稿: | 2010年9月 2日 (木) 18時06分
金沢弁護士会に懲戒請求をだしたらどうだろうかと思った。
親鸞会の反社会性を列記して。
投稿: | 2010年9月 2日 (木) 18時08分
講師局長にどんどん電話して確認しましょう。 夜中に訪問するやつがいるんやから、心配いらないよ。
投稿: | 2010年9月 2日 (木) 18時11分
仏教って話すネタなんてどんだけでもあるのに何やっとるんだ
投稿: | 2010年9月 2日 (木) 18時36分
高森光晴は内輪で偉そうにしているだけだな。こんな人物が周りにいるか?
投稿: | 2010年9月 2日 (木) 18時56分
バカ息子は、人望ないよ。講師は除名になりたくないからゴマすってるだけやから。
講師局長に電話してどんどん質問しましょう。常識の範囲でね。
投稿: | 2010年9月 2日 (木) 20時22分
高森氏は我欲のために法(浄土真宗)を利用して多くの人を振り回して多くの人の人生まで狂わせています。
そんな人物に従わねば助からないと勘違いしてしまったそこの弁護士は、結局自分が救われるためには何をしてもよいという我欲でもって法(法律)を利用して一般人を脅しています。
どちらも布教使失格、弁護士失格です。
投稿: | 2010年9月 2日 (木) 20時27分
布教使は資格はいらないが、弁護士は資格がいります。剥奪やな
投稿: | 2010年9月 2日 (木) 20時45分
>金沢弁護士会に懲戒請求をだしたらどうだろうかと思った。
>親鸞会の反社会性を列記して。
これ、本気でやってみたいですね。
Kさん、なんて顔するかな。
投稿: | 2010年9月 2日 (木) 20時53分
真宗の皮をかぶった金集め団体は、邪宗邪教よりもタチが悪い!即刻解体すべし!!!
投稿: | 2010年9月 2日 (木) 21時29分
金集めや。だって収支報告ないんだもん(笑)。
投稿: | 2010年9月 2日 (木) 22時09分
H先生は明らかに優男。あんまりいじめるとかわいそうなんだが、
本当に何もいえなかったというのは情けなさすぎる。
H講師のそんな情け無い話を聞くのはぼくもはじめてです。
投稿: | 2010年9月 2日 (木) 22時32分
情けないな・・・講師部・・・
久しぶりにこのブログを訪れたのだが・・・
でも、10年前に金沢の学生部を率いていたオ○テさんなら
こんな醜態は見せないはず!!
キレまくって学生に花ビンぶち当てた迫力で反撃するはずだ!!
オ○テさん、虫の息の親鸞会を助けてやってくれ!!
あと、オ○テさんの元でデカい面してた幹部学生(主に金大生)
の諸君!!オマエらもなんか悪あがきしてみろ?w
投稿: 元アルタ | 2010年9月 2日 (木) 22時50分
http://kenroku.net/annai.htm
投稿: | 2010年9月 2日 (木) 23時09分
○もてはあの時代やからなんとかなっただけ。
今は褒めて誉めて長所をのばさないとついてこない。
投稿: | 2010年9月 2日 (木) 23時37分
金大学生って砂糖○のりか?
投稿: | 2010年9月 2日 (木) 23時39分
ワテも家の近くの講演会に乗り込んでみようかな。
投稿: | 2010年9月 3日 (金) 00時07分
で、この投稿も連載するわけか。
一講師をつるしあげてもしょーがないと思うけどねー。きっと妻や子供がいるんじゃない? その講師にも。
投稿: victims | 2010年9月 3日 (金) 00時47分
それなら、師匠の高森会長が表に出てくればいい。M晴講師でもいい。「どうどうと、公開法論しようじゃないか!」と、なぜ言えない。遊歩道を散策したりダムを眺めたりするより、よほど会員さんに教えを伝える縁になるではないか。弁護士に泣きつくなんて、恥ずかしくないのか。
投稿: | 2010年9月 3日 (金) 01時10分
ここで高森一族のこと話しててもしゃーないような 親鸞会自体関わってもしゃーないような
でも まず動いてみるってのは大事だよね
投稿: | 2010年9月 3日 (金) 01時12分
実態を知るということも大事なこと。知らないというのはそれでもって過ちを犯しますから残念なことなんです。S会講師は会長まかせで自分で考えるということを放棄してますから終わっているんです。
S会講師の守りたいものって自分の立場だけなんでしょう。高森会長ですらでない。浄土真宗の布教使が守るべきものって法(教え)ではなのに。(でもその法が実際はS会にはないから。)会長の思いつきで体系されていっただけの教義ですから自己矛盾(法論受けて立ちますも嘘)に満ちていますがそれもどうでもよくなるのが絶対服従のMCなのでしょう。
いかに指摘を受けないように日々過ごすかを考えているだけなんです講師って。無責任極まりない会長から降りかかって来る責任をどう転嫁するかだけ、どんどん下に押し付けて、押し付けられてもどうしようもないからだんまり決め込むしかなくなって、それでもくだらない会合でわめいてポーズだけとって、その実態は会長と講師が騙し合って依存し合っているだけの情けない集団ですよ。
投稿: | 2010年9月 3日 (金) 08時11分
5行目訂正
法(教え)ではなのに。→法(教え)なのに。
投稿: | 2010年9月 3日 (金) 08時14分
昔、会長は内面から湧き上がってくる衝動を抑えることが出来ずに法を説いているのだ、と聞かされたことがあったけれど、現在は、内面から湧き上がってくる衝動を抑えることが出来ずにダムを創ろうとしている、になってしまったんですね。
投稿: | 2010年9月 3日 (金) 08時25分
ダムと信心にどんな関係があるのか知らないけれど、そんなにダムに惹かれるのなら、会員に黒部ダムとその壮大な放水を見学するように勧めればいいのに。
更なる財施を永い年月要求し続け、小さなダムをやっと完成させる必要なんてあるのでしょうか。
投稿: | 2010年9月 5日 (日) 08時50分
久々にこのサイトにやってきたので、今さらのコメントですが…
講演会の会場は、当然公共の施設ですよね。
公共の施設に入ることが住居侵入罪になるとは、驚きです。
本当にこの人弁護士ですか…。
投稿: | 2010年9月27日 (月) 19時49分
それとも、最近は文化講座が個人宅で開催される様にでもなったのでしょうか?
そんなことはないと思うのですが…。
投稿: | 2010年9月27日 (月) 19時51分