がんばれ、明橋大二先生!
親鸞会の特専部幹部であり、有限会社高森顕徹事務所の役員である明橋大二さんが、テレビ寺子屋を降板になりました。詳しくは「やや日刊カルト新聞」に書きましたのでそちらを読んでください。
テレビ寺子屋から明橋大二が降板(やや日刊カルト新聞)
明橋大二医師と親鸞会
「テレビ寺子屋」については既に録画分の放送が全国ネットで予定されており、それが全て中止になり他の講師に切り替わりましたから、テレビ静岡としても相当の決断をしたという事になります。以前「笑っていいとも」を降板になったときは「冬になると富山から東京への飛行機が欠航するから」というよくわからない理由を本人が語っていますが、今回はどんな言い訳をするつもりなのか興味のあるところです。
ここで知っておいて頂きたいのは、私はあくまで明橋氏が「医療や講演活動を通じて親鸞会の布教をする」と重要な公言をしているから、その事実を多くの人に知ってもらっているだけであって、明橋氏本来の著作や講演の内容については何ら批判しているわけではない、ということです。
私自身も子を持つ親として「子育てハッピーアドバイス」一連のシリーズはもっとも参考にしている育児書ですし、「忙しいパパのための子育てハッピーアドバイス」は熟読し自分の子育てへの取り組みを反省しました。彼の講演の内容についても度々講演録が送られてきますが実に勉強になり、一度直接お聞きしたいくらいです。
明橋氏が一貫して主張しているのが「自己評価を育むことの大切さ」であり、これはカルト問題を考える上でもとても大事なことです。というのはカルトの信者は教祖や教団への極度の依存状態にあることが多く、また教団もそのように信者に教え込む傾向があるからです。
自分の判断や思いに自信がもてず、「人生の目的」とか「生きる意味」といったことについて自信を持って断言する人がいると、根拠もないのにそれが正しいもののように思い込んでしまうのです。そしてカルトの内部にいる人は否定するでしょうが、組織内での月日が経つにつれ、組織や教義の正当性について考えることを自ら放棄するようになります。自分の判断よりも組織のほうが正しいと無条件に思い込んでいるわけです。
つまり「こんなのおかしいな」「変じゃないか」と思っても、「そんな風に疑っている自分がおかしいのだ」と自分の思いや判断に価値を置けなくなってしまうのです。
一方明橋氏は自己評価を育み、今のままの自分を認めることで、「自分は存在価値がある」「生きてていいんだ」という思いを持たせることが大切だと教えています。これは苦笑氏が指摘するように、親鸞会で教えていることと真逆です。
親鸞会の講師・職員の教育機関である顕真学院では、一人一人の思いや判断など何の価値もなく、会長の高森顕徹や組織に無条件で従うことに価値があるのだと教え込みます。閉鎖的な環境で徹底的に自己否定と他社依存を強いる過程において、少なくない人が心の病にかかり明橋氏の診療を受けています。
明橋氏は顕真学院の責任者に対して、教育内容に問題があるのではないかと指摘していると聞いたことがあります。私は彼はすべて分かっているのではないかと思っています。
勤め先の真生会の実力者の中には、収益にあまり貢献しない、高森会長に精神科は必要ないといった理由から明橋氏にたいして冷淡な者もいると聞いていますが、高森会長にも親鸞会にももっとも今必要な人間が彼であることは言うまでもありません。
まず明橋大二氏自身が親鸞会への依存を断ち切り、親鸞会の問題を勇気を持って見つめ、判断し、内から声を上げて欲しいと思っています。
そして明橋さん、「大学時代に(阿弥陀仏に)救われた」などというウソはつかないことです。教育者としても信仰者としても真面目であっていただきたい。真面目じゃないから未だに親鸞会にいるのかもしれませんが。
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コメント
いいタイトルですね。明橋医師は、親鸞会とは真逆の教育を勧めていますので、素晴らしい医師です。
高森会長とは比較にならない優れた教育者に間違いありません。
親鸞会の会長を、明橋医師に替ってもらえば、会員は確実に増えるでしょう。
高森会長と次期会長では、徳もなければ知識もない、人を潰すことは得意ですが、育てることは全くできない。
一方、明橋医師の方針に従えば、会員は生き生きとし、講師は長所をのばし短所を改めることができるでしょう。
あとは、正しい教えさえ説いてもらえれば、親鸞会は発展する筈です。
しかし、そんなことは絶対にできないのが高森会長です。ならば、親鸞会は潰れるしか道はありません。
せめて明橋医師の診察でもうければ、多少なりとも穏やかな性格になるかな?
いや、絶対にあの傲慢さは変わりませんね。
投稿: 明橋先生のファン | 2009年11月26日 (木) 14時04分
全く同感です。
明橋先生がボスなら、舎弟になって働いてもOKですわ。
手伝ってくれる人も沢山いるんだから、クーデターしてくれたらいいのにね。
投稿: 苦笑(本人) | 2009年11月26日 (木) 17時40分
学生時代に信心決定したと(見栄をはってか)嘘を言うような人を信じられるならどうぞご自由に、何でも引き受けてもらったらいいのではないでしょうか。
Aさん、嘘でないなら、信心の沙汰しましょうか?お相手しますよ。いくらでも。学生のとき一緒に活動してきた人なら、当時の、彼の人となりは分っているでしょう。しかし、今は直接話していないので分りませんので、お望みならいくらでも話しましょう。本当に信心決定していたなら喜ばしい事です。
とにかく、会の優れた人材はどんどん退会して、残っているのは、イエスマンか、会に利害関係がある人ばかりですよね?
Aさんもまだ、信心決定していないし、早くしたいなら、別の知識を探した方がいいのではないですか。事務所の役員だけじゃなく、カルトの団体自体を退会しないと、そのうち、仕事全部断られてしまいますよ。余計なお世話でしょうか?
投稿: | 2009年11月26日 (木) 20時20分
夢物語ですね。高M一族が 都合の悪い帳面他人に見せるわけないでしょう。なにがあっても他人に会長職譲らないと 思うよ。それに 会長変わって 万が一会員増えたら けんちゃんに 刺されるよ。
投稿: おすぎ | 2009年11月26日 (木) 22時04分
Oさんは要らない
投稿: | 2009年11月26日 (木) 22時50分
英語クラブで、30年前に、ご一緒した、元会員です。ドイツ語にご熱心で、ハイデガーの「存在と時間」を読まれたとか。結論は、三界皆苦悟当安此ですか?漢字解りませんが、音楽もやっておられたとか。
しかし、私としては、統合失調症に関する、正直な、感想が、欲しいです。
幻聴なんか、ありふれていませんか?度が過ぎた、放送局が、悪いのでわないですか?
開業医は、直せるのではないですか?
商売抜きで、答えてください。
投稿: | 2014年5月27日 (火) 18時22分