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正本堂建設の経緯

今回初めて全国の親鸞会の拠点において「電話座談会」での高森会長の行事があり、報恩講も電話にて開催されるそうです。それを聞いてかつて取材した正本堂建設の経緯を思い出しました。

1997年正月に、当時の第一講堂と第二講堂に加えて、1室2,000人収容で3階に分けて合計6,000人収容の第三,四,五講堂を造る話が、高森会長からありました。
それで、その時の会議が「本部会館増築建設委員会」と名付けられ会長臨席で設けられ、会議で以下の様に変更になりました。

本部会館増築建設委員会議事録(第1回)
                                   1997年1月10日9:50~14:50
           参加者 高森先生
                吉村総務局長、泉特専部長
                ○○館長、○○副館長
                ○○主任、○○氏、○○
                ○○、○○(書記)

 1.第1駐車場脇に遺跡があるので注意する。
    →ロ-タリ-を上部に設けてはどうか。
 2.建物場所は、弘宣部前の敷地とする。
 3.下坪は1,000坪とする。
 4.1フロア-4,000人で、2フロア-。
   (あとは通路に座って10,000人)
 5.全体で1万人ゆとりをもった収容とする。
 6.先生は3階で御説法され、2階はスクリ-ンでの聴聞。
 7.講堂のスクリ-ンは天井埋め込みにしたい。
 8.演台に上る人の控室と現在よりも広い放送席が必要。
 9.講堂と廊下境の仕切りは固定式で、吸音を考えたものにした方がよい。
10.建物の構造は鉄骨か、鉄骨鉄筋コンクリ-トのどちらかで、工期を考えれば、鉄骨にしてはどうか。
11.本館の会議室と先生のお部屋を移し、本館を別の用途に変更する。
12.顕真会館の使い方も見直す必要がある。
13.参詣者の宿泊場所は、広範囲に分散させる。
14.機械室は機械が新しくなっているので、新館地下がよいのではないか。
15.省エネビジネス(30%カット)が脚光を浴びているので、それも考慮にいれる。
16.この会館において先生の動線(玄関、EV、お部屋、控室)は大変よい。
17.講堂の縦横のバランスは今のままがよい。
18.建物規模は、40m×83m(本館は34m×72m)。
19.参詣者の出入りを分散させるように計画する。(2階と3階の人の流れを分離)
20.子供部屋は、新館の後ろに別棟で建設する。
21.売店は一箇所に集中させずに分散させる。
22.教学講義は、現在の第1講堂で。
23.顕真会館の子供部屋をレストランに改装する。
24.会議室は大中小が必要。
25.事務室、執務室は現在のままとする。
26.特別会議室を今よりも広くし、トイレを設ける。
27.本館と新館とは、本館2階、3階、地下でつなぐ。
28.本館屋上と新館とをつなぎ、本館屋上の使い方を検討する。
29.経理とOA室はできるだけ近くに置きたい。
30.小さい収納庫を分散して配置する。
31.現在の先生のお部屋は会議室にする。
32.4F、5Fの会議室は500坪とする。
33.建物階高
    1F 5m
    2F 6m
    3F 7m
    4F 5m
    5F 5m
    6F 5m
34.先生のお部屋の広さは、現在のままでよい。
35.秘書室は5階とする。
36.幹部理事室はそのまま。
37.本部全体で20人の居住部屋を確保する。
38.エスカレ-タ-で3階までいけるようにしたい。
39.エレベ-タ-は7基程。
40.車庫から新館に入れるように通路を設ける。
41.先生のお部屋の空調はボタン1つでできるようにする。
42.造成の際出た土を利用できないか。
43.○○館長で現在の不都合箇所をまとめてもらう。
44.建設委員会の書記は○○とする。
45.会合の日程(時間 9:30~16:00  場所 司令室)
    1月 14日・21日・29日
    2月  6日・13日・21日・25日
    3月  6日・12日・18日・27日

これをもとに図面を作成し、第2回の会議が午前中は、会長抜きで開催されました。

 

          本部会館増築建設委員会議事録(第2回午前)
                     1997年1月14日 9:30~12:00
                参加者 吉村総務局長、泉特専部長
                     ○○館長、○○副館長
                     ○○主任、○○氏、○○
                     ○○、○○(書記)
                     ○○会長、○○

 1.11日の先生からの御指示
    本館4階と増築館を渡り廊下でつなぐ。
    地下の渡り廊下はなし。
 2.13日の先生からの御提案
   講堂を一体感をもたせるホ-ル形式にしてはどうか。
 3.講堂の床を傾斜させるのはよくない。
 4.ホ-ル形式で演台を一番下にすれば、5000人が先生のお姿を直接見ることができる。
 5.会議棟を設けてはどうか。
 6.ホ-ル形式の功罪
    功
     ・一体感がある
    罪
     ・暖房の立ち上がりに時間がかかり、床暖房が必要になる。
     ・音響効果に特別の設備等が必要である。
     ・工期が長くなる。
     ・工事費が高い。
     ・三層が必要である。
 7.山側の外壁と擁壁とを兼ねて、建物の巾をできるだけ大きくとれるように検討する。
 8.開発の変更申請で、増築館は4000人収容、本館は休憩と食堂に利用、射水近辺の人が集まる施設、と説明する。
 9.造成の際発生した土量の場外搬出に問題があるので、検討する。

ここのポイントは、新しい講堂を2階吹抜けのホール形式として、参詣者が会長と同じ空間で話を聞けるようにするという会長の提案でした。
午前中の話合いを受けて、午後は会長臨席の会議となり、突如1万人収容の正本堂にすると会長が宣言し、委員会の名称も「正本堂建設委員会」と変わりました。

 

            正本堂建設委員会議事録(第2回午後)
                    1997年1月14日 12:50~20:30
               参加者 高森先生
                    日下部事務局長、保野財務局長
                    吉村総務局長、泉特専部長
                    山崎学院長、山根指導部長
                    ○○館長、○○副館長
                    ○○主任、○○氏、○○、小堀
                    ○、○○、○○、○○(書記)

 1.正本堂建立であり、これが最後になるので、時間を抜きにして考える。
 2.造成土の処理は3,400万~4,000万で解決(佐藤工業に確認)。
 3.建坪は1,900坪(40m×160m)。
 4.隣地の購入を検討する。
 5.講堂をホ-ル形式とする。
 6.女性トイレの数は200程必要。(大きさよりも数を優先)
 7.現在の第1講堂は教学講義とロビ-として利用。
 8.演台の位置は3階に。
 9.講堂内の通路巾は6尺。
10.講堂吹抜けは2/3程がよい。
11.各階構成
    1階 機械室
    2階 下足荷物置場(300坪)・会議室(550坪)
    3階 演台・講堂(6,000人 800坪)
    4階 講堂(2,500人)・下足荷物置場・・全体で850坪
    5階 講堂(1,500人)・下足荷物置場・・全体で500坪+特別会議室
    6階 先生のお部屋
   [参考]
    顕真会館3階 講堂(1,500人)・・320坪
12.エスカレ-タ-ホ-ル(200坪)を設ける。
13.会議室は分散させる。(会議棟にまとめない)
14.本館1階の子供部屋を荷物置場(1階全体で3,000人分)にし、正本堂3階の参詣者の半分(3,000人)を本館側から出入りさせる。
15.本館2階から正本堂の3階への階段を設けてはどうか。
16.正本堂の玄関は2階のみとする。
17.3階へは土足で入れないようにする。
18.段差をなるべく少なくする。
19.階段を緩くし、手すりを多く、踊り場も余裕をもって設ける。
20.屋根(屋上)の雪対策も検討しておく。
21.講堂内の可動間仕切りはなし。
22.収納のスペ-スを確保する。
23.根拠が簡単に出せるようにする。(コンピュ-タ-の利用等検討)
24.工法、工期、工事費を考慮すれば車庫を作りなおす方が有利になる。
25.芝生広場から工事用の仮設道路を設ける。
26.現在のロ-タリ-を拡張して、正本堂と一体で考える。
27.正門の位置も検討する。
28.駐車場からロ-タリ-の下を通ってロ-タリ-に出るような人の流れにしてはどうか。
29.計画段階ではコンピュ-タ-グラフィックで検討し、計画が煮詰まった段階で模型を製作する。
30.全体の工期を延ばしてもよい。(設計期間も延長)
31.講堂は現在の第1講堂のような音響と空調にする。
32.工事費の試算
    正本堂   76億(1,900坪×4×100万)
    渡り廊下   1億1千万
    造成     2億
    外構     1億
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    合計    80億1千万
33.各部屋の広さ、車の数、人の流れ等の資料をそろえておく。
34.遺跡の扱いについて調べる。
35.基本設計は○○設計が中心となり、○○設計と共同で進める。

その後紆余曲折を経て、現在の正本堂となりました。
会長と同一空間での聞法ということに、最初から最後までこだわったのが会長であることはいうまでもありません。

それがどういうわけか報恩講まで「電話座談会」になってしまいました。足で聞け、というかつての高森会長の主張はどこに消えてしまったのでしょうか。かつては40度の熱があっても参詣しろと言われたものですが。

インフルエンザ対策というのが表向きの理由だそうですが、会員は親鸞会の行事に行かなくても普通に学校や職場に通っており、正本堂に集まらなかったら感染しないというわけでもないでしょうし、参詣者から距離のある壇上の高森会長に感染するリスクも余り考えられません。

私にはもう、高森会長には数千人の参詣者を前にして話をするだけの覚悟も度胸もなくなっているのではないかと思えます。だから電話座談会という安易な手段に流されたのではないでしょうか。

こんなときでも富山県から全国各地の拠点に弁当の配達は行われたそうです。

私には今の親鸞会がいったい何にこだわっているのか、さっぱり理解できません。

かくて会員の血と汗の浄財を集めた正本堂や周辺施設を使う機会はますます少なくなり、高森会長が死ぬ日まで緩やかに衰退してゆくでしょう。

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コメント

会長と同一空間での聞法にこだわる気持ちは理解できます。もちろん、会長が無二の善知識という前提での話ですが。
しかし、無理に無理を重ねて建てた正本堂が、今度は各地での電話座談会とはね。180度の方向転換です。それなら正本堂ではなく、最初の第3,第4,第5講堂の構想でもよかったのでしょうに。建設費も半分位に抑えられて、無理な金集めをせずに済んで、自転車操業の建設ラッシュに陥らず、退会者の続出も防げたのかも知れません。
しかし、それができないところが先の読める無二の善知識なのでしょうね。
会長の説く因果の道理に宛て填めるならば、業力で正本堂を造ってしまい、親鸞会の凋落の最大要因を造らざるをえなかったということでしょう。

どこを見ても矛盾だらけで、会員も流石に戸惑っているみたいですよ。

親鸞会は後何ヵ月保ちますかね。

投稿: | 2009年10月26日 (月) 14時11分

「電話座談会」とか「電話で報恩講」って一体何なんですか?
 どんなやり方するんですか?

投稿: | 2009年10月26日 (月) 17時24分

後生の一大事なのにおかしな話だな。昔は大学の授業さぼってまで行かされた。熱が40度でも参詣したのに新型インフルエンザという理由で電話座談会とはおかしな話だ。
私も長年親鸞会を見てますが、全国法話がなくなったのと、情報化社会が親鸞会衰退を早めましたな。

投稿: | 2009年10月26日 (月) 18時29分

絶対服従だから、言われたことしかできないし、ものが言えない。計画性がなく、思い付きでしたから悪い結果がきたね。  
高森先生が教えてくださった通りだ。

投稿: | 2009年10月26日 (月) 19時00分

現役会員の方、どなたか、昨日の内容あげて下さい。お願いします。何かおかしな事は言っていなかったのでしょうか?講師が会館のときと同じ額を出すように言っていたという話がありますが、そこのところもお願いします。テレビに5千円もみんな出していたのですか?

投稿: | 2009年10月26日 (月) 19時33分

親鸞会は都合が悪いことは隠しますから、批判されるんです。
いいかげんに収支報告してもらいたい。 
これだけ、次から次に非難があがってるんですから。

投稿: | 2009年10月26日 (月) 22時52分

電話座談会は全国いくつかの地域で、ネット環境を使いながら
おこなっている様子だが、会長のもとまで質問できるのは、
応答機能をそなえている一部の会場だけみたいです。

座談会なんていいながら、ごく一部の会場の人たちとしか、
やりとりできない。でも、大多数の中で質問することを考えると
少しは質問しやすくなったのかな。

しかし、質問した人の声が、全国の参加者には伝わるのだろうか。

それらのことを考えると、電話での座談会なんて、すでに機能不全の
ように思えてならないが、この先もこれ続けるのでしょうか。

何が命がけだよ、聞いてあきれるね、高森さん。

投稿: | 2009年10月26日 (月) 22時58分

最近の顕正新聞には、法話やアニメ解説、教学講義の内容の記事が全く無いですね。きっと書けないのでしょう。自分の話に責任が持てないのなら速やかに退場すべきです。
何度も予約書を書きなおした、あの募財は何だったのか。その後何回も募財がありました。異常な募財活動の源流が、この議事録を見て判りました。最初から会員は馬鹿にされているのです。常識はずれな金額がかかろうと、先生の御心と言えばいくらでも出すだろうと、見くびられていたのですね。

投稿: | 2009年10月26日 (月) 23時04分

親鸞会も医者いるのにもっと頭を働かせないのか?!

投稿: | 2009年10月26日 (月) 23時25分

Tビルの視聴覚室から会長が話しをしているらしい。

投稿: | 2009年10月26日 (月) 23時28分

正本堂・Tビル周辺の射水、富山、高岡に住んでいる人も正本堂で聞けないのか?

電話座談会になると、実際に数千人を前にした壇上ほど緊張せず、

気が緩んで失言する可能性が高いかもしれませんね。

Liveで続けるつもりだろうか。ビデオになれば、それはそれで価値がなくなるだろうけど。


投稿: | 2009年10月27日 (火) 08時42分

親鸞会を今年で去ったの正解だったのは言うまでもないが、
この現状を知って現会員が何もしない、考えないというのは
すでに思考が停止しているのか、単に自立心がないのかのどっちかだろう。

つーか●玉さん、いい加減反旗でも何でもいいから起こせ。

投稿: | 2009年10月27日 (火) 11時35分

私も今年、会を去った者ですが、去るのは必然でしたね。

親鸞会よ、一言言わせてもらう。

何がしたいの?

投稿: | 2009年10月27日 (火) 11時49分

いざ反旗を翻したら、
「あの高森という男は…」
とか言い出しそうだな。

投稿: | 2009年10月27日 (火) 11時52分

え、●玉って、不満分子なのか?知らんかった。てっきり心酔してるもんだとばかり思ってたよ。

投稿: | 2009年10月27日 (火) 12時18分

「テレフォン座談かい」をきっかけに退会が増え、本部に行かない会員がこれまで参加していた地元のビデオの代わりに「テレフォン座談かい」に行くとなると、講師の収入減になりそう。
講師にとっては、踏んだり蹴ったりだな。
それでも、尋ねることもできない深い御心に絶対服従とは、悲劇そのもの。
これじゃ、ドラマ『小杉城の悲劇』になってしまう。講師部員はまさに貧乏くじです。
会員は、はやく退会すべきでしょう。

投稿: | 2009年10月27日 (火) 12時39分

会長は電話座談会を「布教革命だ」と自画自賛で喜んでいるようですが。
電話が発明されたのって、何年前の話ですか?
今は、インターネットの時代ですよ。
今の時代、電話を使うことを革命だなんて言ってるのは笑っちゃいます。
電話ではいけないから、これまで大きなお金を使って箱物を建てたのではないのですか。
それが、電話で代替できるのだとしたら、今までの箱もの建設はなんだったんでしょう。
そのために、必死で献金してきた会員は気の毒ですね。
「なんだ、電話で良かったのか。なら、はじめからそういってくれ」
となるのではないでしょうか。
そんな気持ちも起きない程、MCが進んだ会員しか残っていませんか。

投稿: | 2009年10月27日 (火) 16時20分

これだけ時代が変化してるんだ。これからは自宅のインターネットで聴聞できるだろ。

投稿: | 2009年10月27日 (火) 19時54分

会員て、やっぱり支部の部屋にあつまって、
正座してお声に聞き入っていたのですか?
終わったら歌を歌って。
足で聞けって、いったいなんだったんでしょうかね。
やめれてよかったと思いますが、
なんでこんな団体いたんだろうと自己嫌悪になります。

投稿: | 2009年10月27日 (火) 21時35分

もう辞めて3年になるが、どんどん悪化しているようですな。

もうあと2,3年てところでしょうか。

会を辞めるとものすごくお金が貯まりますよw
財施だなんだってお金ジャブジャブ使って困るのは出した人ですから。

財を施せば財に恵まれるというのは、与える相手を間違えると戻ってきませんねw

投稿: | 2012年9月 6日 (木) 13時17分

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