やはり太陽は西からはのぼらない
浄土真宗東本願寺派から高森顕徹会長に「執筆依頼」が届いたそうです。10月10日号の「東本願寺報」に掲載したいということ。最初は冷やかしかと思った高森会長も、後日文書で正式に依頼が来たので、執筆を承諾したとか。
このことは親鸞会の会内でも宣伝され、「一大方向転換」とか本願寺との共存とか、高森会長も会員もおおはしゃぎ。「親鸞会に法論で負け続けて(?)きた本願寺が、ついに高森先生を認めざるを得なくなった」と痛い勘違いな話までされていたとの事です。(ちなみにこの浄土真宗東本願寺派とは、真宗大谷派から分派した宗派で、高森会長が法論した本派本願寺とは全く別の団体です)
ところが10月9日、速達で高森会長に届いた通知は「編集上の都合で掲載できない」というもの。親鸞会も高森会長も完全に振り回されただけで終わったのでした。
今まで散々に本願寺を馬鹿にし、見下し、ことあるごとに批判し続けてきた高森会長と親鸞会。新聞に正本堂の写真を載せれば「これで本願も親鸞会を脅威に思うだろう」とご満悦。記事を載せたいと本願寺(から分派した団体)から依頼がきたら子供のようにおおはしゃぎで「方針転換」まで言い出す始末。
しかし本願寺は親鸞会に対して、脅威に思うどころか全くの無関心。この一連の掲載をめぐる騒動も、高森氏のことを良く知らない編集者の単なる勇み足だったようですし、本当に残念でしたね。
こんな落ち着きのないリーダーの一喜一憂に振り回される会員はたまったものではないでしょう。脱会者が増えているのも頷けます。
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コメント
親鸞会は、この記事の件を全会員に徹底し、真宗の歴史が変わると喧伝していました。さらに、本願寺との協調を目指して、新聞やこれまでの著作の削除作業をはじめていたそうです。
しかし、この東本願寺派(別称:浅草本願寺)は、統一教会との関係なども伝えられており、かなりカルト教団との噂が耐えない一派のようです。
その中でも、親鸞会は、あまりに規模が小さく、田舎にあって、関係をもつことの意味さえなし、ということなのでしょう。
この記事の執筆依頼が来たときに、最高会議で、高森会長は、「記事を書く」と乗り気になったそうです。その時の最高会議では、会長があまりに乗り気なので、意外なことで皆びっくりしたそうです。
あまりに間抜けであり、親鸞会の衰退と、最早誰にも相手にされないド田舎ものぶりが丸出しの出来事でした。
投稿: 現会員A | 2008年11月 5日 (水) 19時21分
ウワッハッハッハッ。ヒッヒッヒッヒ。
馬鹿に付ける薬なし。
投稿: | 2008年11月 6日 (木) 23時58分
へぇ,そんなことがあったのですか.
でも,これを読む限りでは,この件については高森会長が気の毒.批判されるべきは,東京本願寺の方でしょう.正式に執筆を依頼しておきながら,都合でやめたというのは,少々失礼ですね.
投稿: | 2010年1月23日 (土) 20時28分
上の投稿,訂正.「東京本願寺」->「東京の東本願寺」.
投稿: | 2010年1月23日 (土) 20時31分