カビの生えた学者の造語
マインドコントロール研究で有名な静岡県立大学の西田准教授が、NHKの「視点・論点」で語った内容が話題になっています。
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/400/13235.html
マインドコントロールが「カビの生えた学者の造語だ※」と言っている人もいるようですが、そういう方には是非読んで欲しい内容です。もっとも、これを自分のこととして捉えることの出来る思考力をお持ちかどうか怪しいものですが。
※しかしこういうことを書く人はいったい何の根拠があって言っているのでしょう。社会心理学の雑誌や研究書を十分お読みになって判断しているのでしょうか。おそらくこういう人にとっては、自分が目にすることが少なければそれだけで「カビが生えた」になってしまうのでしょう。親鸞会という閉鎖された世界に長くいると、どんなに知性の乏しい視野の狭い人間になるのかという典型的な例のように思います。「造語」というのも面白いですね。世の中にもともと「造語」でないものがひとつでもあるならば是非教えていただきたいものです。
最近では布教の最前線に立っていた古参の講師部員が、「講師部をやめることに何の悔いもない」と言って退部したそうです。退部前にその講師に「親鸞会をやめたい」と相談した人は「君の気持ちも分かる」と殆どとめられなかったとか。他にも各地で活動意欲の低下や脱会者数の増加が見られています。
親鸞会は余程空気を読めてないのか、脱会者に「近づくな」という指示を出す一方、また新しい壁画に総額1億円の財施を募っているそうです。まったく、親鸞会とは愉快な団体です。
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実際、みなさんが考えておられる以上に、多くの方々が、詐欺や悪質商法の騙しにあって大金を奪われています。なかには老後の蓄えをすべて奪われたような
悲惨な方もおられます。それから、かつてには、一般には理性的で教養も高いと目される人々が、親鸞会の高森教祖に騙されて、マインドコントロールされた状態に陥り、その意義もわからず、経典に書かれていない「必堕無間」という言葉を信じ、他人のパクリだらけの著作を「高森先生が命がけで書いてくださった」と信じ、弁当屋や風呂、壁画と次から次へと金を搾り取られても「親鸞聖人のみ教えを伝えるため」と信じきっています。これらは別物と思われ
るかも知れませんが、私は、騙しの心理的な仕組みはとても似ていると分析しています。
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コメント
「いい老人・悪い老人」 鈴木康央氏 (老人心理学)
上記の本もとても参考になりました。
詐欺師のような、悪い老人に騙されないように。
投稿: | 2008年10月24日 (金) 05時59分