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親鸞会の崩壊が始まった

親鸞会を脱会したい、あるいは脱会したという話が急増しています。

今までにもありましたが、最近の急増ぶりには目を見張るものがあります。しかも今までは考えられなかった、講師部員や親友部員、特専部といった立場の人からも相談が寄せられるようになりました。

原因はいろいろあります。まずは「聞法ドメイン財施」の推進。顕正新聞では毎回のように宣伝されていますが、食堂や弁当屋、宿泊施設といった、布教や聞法と直接関係のない施設への多額の資金の投入と、常識と乖離した献金額や本当の使途に疑問がもたれています。

必死の推進にもかかわらずいまだ目標額の2割にも達しておらず、さらに本部参詣の推進、高森会長(?)の著書「歎異抄をひらく」への献金などで会員は疲弊しきっています。

そんな多額の資金が集められ、建物が次々と建設される中、全国の講師部員の中には経済的に行き詰る人も現れ、その姿が会員に不信感を与えています。

インターネットでは清森氏が親鸞会への痛切な批判を展開し、田中氏とチューリップ企画との法論が多くの会員に読まれ、高森顕徹や親鸞会の教義は親鸞聖人の教えに基づいたものではなく、「単なる大沼法竜のパクリ」であることが明らかになってきました。

また、上田氏をはじめとして、親鸞会を脱会した元講師部員の布教も始まっています。親鸞会ではこれらのグループに対して「土蔵秘事かそれに類するもの」「阿弥陀仏ではなく竜神に救われると言っている」などと会員に吹き込んで近づかないように徹底したり、また彼らの話を聞いた会員を半ば脅迫じみた方法で引き戻そうとしていますが、すでに多くの会員が隠れて彼らと接触しておりその数も増えています。

(私は決して上田氏のグループを宣伝しているわけでも擁護しているわけでもありませんが、親鸞会はなぜ「上田氏は弥陀ではなく竜神に救われると言っている」などという嘘を平気でつくのでしょうか。こうしたやり方がさらに会員の離反を招いているということになぜ気づかないのでしょうか。)

学友部は入会者のほとんどが最終的には脱会するという異常な状況の中で、会員は減り続け、さらに構成員の質の低下に悩まされています。そしてこれらの脱会者による証言や資料を元に、大学当局は学内の「カルト対策」を進めており、更に減少傾向に追い討ちをかける「負のスパイラル」が続いています。

正本堂の参詣人数の減少で、今まで平日だった行事日程を休日にして人数を延ばそうとしていますが、それが地元での活動の低下につながり、高森会長の説法の質の低下もあいまって、参詣人数の減少を食い止めることができないでいます。

50周年記念大会に向けて、今年は親鸞会はかつてない規模で布教活動に邁進するでしょうが、親鸞会崩壊の流れはもはや後戻りできないところまで来ています。

だから「高森会長が存命のうちに一族が生き残れる体制を作るため」に、必死になって聞法ドメインや富山移住といった、「最後の資金集め」と「熱心な信者の囲い込み」に動いているのです。

ただ、インターネットが発達した今、会員も馬鹿ではありませんから、ドメインの財施はいくら機関誌で大々的に取り上げても遠く目標に及ばず、移住に応じる人もわずかです。

最後に、ここを見ている親鸞会の講師部員、職員の皆さんに申し上げます。

脱会し、人生をやり直すならば、今年一年が勝負です。

直接相談をいただいている方にはすでに申し上げている事ですが、何度でも繰り返し申し上げます。

これから親鸞会の崩壊を加速する出来事がいくつかおきるでしょう。親鸞会という船は今まさに沈もうとしています。外から見ればこれ以上はっきりしたことはないのですが、船内にいるとそれがわからないのです。

水圧でハッチが開かなくなる前に、脱出してください。そのための協力は惜しみません。

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コメント

誰が竜神に救われたって言ったんですか?

投稿: | 2008年3月13日 (木) 03時02分

>高森顕徹や親鸞会の教義は親鸞聖人の教えに基づいたものではなく、
>「単なる大沼法竜のパクリ」である

高森師の教義は大沼法竜師のパクリであることは確かにその通りだが
大沼師の教えが親鸞聖人の教えに基づいているかどうかは別問題。
大沼師は本願寺から異安心として破門されているので
「その程度の人」と思うかしれんが書き残されたものを読んで判断してほしい。

件の『「若不生者」の「生」とはなんぞや?』という問題について
大沼師が言っているのは

仏さまの仰せに狂いはない。もし生まれずば正覚を取らないと
仰せられてあるから、死んだら生れられる。
それは結構ですが、も一度考えてごらんなさい。
第十八願の若不生者は成就文の即得往生住不退転でしょう、
即得往生とは死後のことですか、そうではないでしょう、
聞即信の一念に即得往生さして頂くのでしょう。
(「親鸞聖人に聴く」p.20)

「生」の文字は成就の文では即得往生、聞信の一念から言えば
心命終の平生業成、臨終捨命の夕から言えば身命終の即得往生
(「随想録」p.142)

他にもたくさんある。
だから大沼師は『成就文の「即得往生」が因願の「若不生者」に対応する』
という伝統的な宗学をふまえられた上で言っているのです。

T社で非難さるべきは教義安心よりむしろ仏法者にあるまじき
そのあきれた態度です。

投稿: Nobody Tokumei | 2008年3月13日 (木) 04時03分

ひとつ言い忘れました。
T社のアニメでは、決定的に重要な『成就文の「即得往生」と
因願の「若不生者」の対応関係』がなぜか抜かされていますが
高森師の書いたものの中にはちゃんと成就文を出して
説明しているところがあったと記憶しています。

田中氏は
---------------------
2007 12/26(水) 00:31

即得往生は「至心信楽」であることが明示されていますので、
「即得往生は後念即生なり」の記述の通り、これは至心信楽
(欲生我国)に当たります。

田中一憲
---------------------
と言っていますが、伝統的宗学では
『成就文の「即得往生」が因願の「若不生者」に対応』します。
一応注意しておきます。

投稿: Nobody Tokumei | 2008年3月13日 (木) 04時47分

ということは大沼法竜さんのパクリではなくて、パクリ損ないという
ことでよろしいでしょうか?

投稿: | 2008年3月13日 (木) 14時14分

本当に講師部員や特専部員からの相談が多数来ているのかねえ
そもそも会を辞めるのになんでここに相談する必要があるん?
次の就職の斡旋でもしてくれるの?
会の内情にしたって現役の講師の方がずっと詳しいだろうに

投稿: | 2008年3月14日 (金) 00時19分

コメント有難うございます。

>そもそも会を辞めるのになんでここに相談する必要があるん?

他に相談する人が居ないからでしょう。
親鸞会のあり方や高森一族の行動に不審を感じたとして、それを講師部員や職員が誰に相談できると言うのでしょうか。

学生時代から親鸞会にどっぷり使って、友人も知り合いも親鸞会ばかり。両親や兄弟には散々反対されながら親鸞会を選んだ人が殆どで、今更相談も出来にくいのではないでしょうか。

わらをもつかむ気持ちと言うのは、まさにこのことなのだと思います。

ただ、相談するだけで相当のハードルであり、そこからさらに脱会となるとさらに高いハードルが待ち構えています。後者は躊躇しておられる方が殆どです。私はその状況も長くは続かないと思っていますが。

投稿: ぶるうの | 2008年3月14日 (金) 01時19分

>ということは大沼法竜さんのパクリではなくて、パクリ損ないという
>ことでよろしいでしょうか?

少なくともT社アニメのそこの部分は大沼師のパクリというよりは
「パクリ損ない」という方が適切でしょう。
わかっていて重要な部分を抜かすことは通常ありえませんので
高森師は大沼師の言われていることをよく理解していなかった
のかもしれません。
だとすれば弟子筋の「T社サービス課 山田」氏が半年たっても
まともに質問に答えられないこともうなづけます。

何かそこに意図があったのかどうかは高森師以外だれもわかりませんので
本人の弁明がなければ、「大沼師の言葉をよく理解しておらずパクリ損なった」
と結論づけられても仕方ありません。

投稿: Nobody Tokumei | 2008年3月14日 (金) 05時26分

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