行事日だけ繁盛、行事日以外はガラガラ
脱会した私の友人が、脱会後に現会員と会ったときに、こんな会話をしたそうです。
現会員「本願寺は参詣者いなくてガラガラだろ」
脱会者「君は見にいったの?」
現会員「確認するまでもないだろう。確認しないとわからないのか」
脱会者「行事のある日は人いるよ。ない日はガラガラだよ。親鸞会も同じでしょうが。」
現会員「いたって、芋虫みたいなばあさんとかばっかりだろ。若い人いないだろ!」
芋虫って…すごく失礼な言い方ですが、親鸞会の印象操作のやり方が垣間見える会話です。
親鸞会が本願寺の写真を機関誌に載せるときは、行事のないガラガラの時に撮影したモノを使い、白黒にして少し傾けて掲載します。参詣者もお年寄りを中心に撮影するわけです。
逆に自分たちの写真については、若い人が沢山いる写真を撮影します。会場の後方ががら空きでもそれが目立たないようなアングルから撮り、居眠りしている人がいればデジタル加工で目が開いているように修正します。
こうすると、実際は本願寺でも行事日は人でいっぱいですし、青年層の集まりでは若い人も沢山いるのですが、そんな様子は全く伝わりません。逆に親鸞会でも学生部の無い地方の支部はお年寄りばかりですし、行事のない日の本部会館はガラガラですが、常に繁盛しているように見えるわけです。
実際に構成員数で比べたら親鸞会は本願寺の1%にも遠く及ばない上に、親鸞会の会員数自体が減り続けている訳ですが、そんな事実は隠しておきたいのでしょう。
「一宗の繁盛と申すは、人の多く集まり、威の大なる事にてはなく候」と仰った蓮如上人が聞かれたら呆れてモノも言えないでしょうが、親鸞会は創設以来一貫して「衰退する本願寺」と「躍進する親鸞会」のイメージを作りたくて仕方がないのです。この習性の根は高森会長の本願寺に対するルサンチマンにあると私は考えていますが、ここでは深くは触れないことにします。
さて、最近顕正新聞でもよく取り上げられている「食事処」をはじめとする商業施設群ですが、多くの人が予想したように、「行事日だけ繁盛、行事日以外はガラガラ」という状態が続いています。
職員も肝心の行事日前後は殺人的な忙しさで聴聞もロクに出来ないのに、普段は閑散としていて手持ちぶさたで、不満もたまっているとか。
顕正新聞に載るのは例によって「喜ぶ会員」と「やる気のある職員」の声だけ。施設が成功したように思わせる演出に必死ですが、まともに信じている人はいるのでしょうか。
かつて有限会社レストラン祇園が同様の状態で、経営的にも深刻な状態でしたが、今回も全く同じです。どうやら親鸞会という団体、学友部に限らず、過去の失敗から学ぶという能力が完璧に欠けているようです。
祇園の場合は職員の全員解雇という最高に無責任な解決策を親鸞会は行いましたが、今回も本当に行き詰まったらそれくらいやりかねないのでは無いでしょうか。究極の行き当たりばったりですが、過去にもビデオ部員や講師部員の賃金カットを平然と行ってきた団体ですし、職員の人生がどうなるとか殆ど考えていませんから。
会員からの財施という「打ち出の小槌」に頼っているから、月に数日しかまともに稼働しない施設に大金を投じる事も出来るのですが、可哀想なのは会員です。仏法に使われると信じて献金したお金が、こんな所に見事に散財されているとは知らないでしょう。
それでも親鸞会は今後もこうした施設を作り続けるでしょう。何でそんな馬鹿なことをするのか?今はあえて書きませんが、いずれここで明らかにするつもりです。このブログをずっと読んでくださっている方ならば、すでに想像はつくかも知れませんが。
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コメント
宗教団体の職員は非常に立場が弱い
仮に賃金をカットされたり解雇されて、労基署に不当性を訴えたとしても
“教義に反することを行ったので、かくかくしかじかの処分を行った”
という労働基準法などの諸法律以外の“大義名分”がいくらでもあるから労基署も手が出せないし、職員も労基署をあてにすることは難しいだろうね
宗教団体も立場の強弱がわかっているから無責任なことが平気でできるし、お金の有り難味もわからないから、新たな事業に次から次に手を出すんだろうね
>経営的にも深刻な状態でしたが、今回も全く同じです。
仮に「経営は健全だー」とでも言うシンパがいるなら、税務署に出してる法人税申告書を会員にありのままに公開すればよい
投稿: | 2008年1月 7日 (月) 19時53分
親鸞会は、本当に愚かだと感じました。まるで、はげかかったメッキのようですね。
投稿: 花の委員長 | 2008年1月 7日 (月) 20時37分
よく 親鸞会の人間は自分の居場所がないみたいな言葉で人を勧誘するけど 親鸞会なんかが 自分の居場所なんかでどーすんのかと思ってしまう やめてから冷静に考えると自分の居場所がないとは思ったことはないし 考えたこともない
投稿: | 2008年1月25日 (金) 20時45分