マインド・コントロールからの救出―愛する人を取り戻すために
教文館より「マインド・コントロールからの救出―愛する人を取り戻すために」という本が出版されています。
著者は「マインド・コントロールの恐怖」で有名なスティーブン・ハッサン氏であり、翻訳は自らも「ホームオブハートとToshi問題を考える会」でカルト問題に取り組む、山本ゆかり氏が主に行っています。
かつてハッサン氏は「マインドコントロールの恐怖」で、自らが体験した統一協会のマインドコントロールの具体的な手法を紹介しましたが、本書ではカルト団体からの「救出」に主眼が置かれており、家族や友人をカルトから脱会させたいと考える人には必読の書になっていると思います。
なお、本書は巻末には日本の宗教被害の相談窓口が列記されており、その中には「浄土真宗親鸞会 被害家族の会」も紹介されていました。
昨今の大阪大学が見せた対応やこうした書籍での紹介をみても、ようやく親鸞会の問題が一般的にも認知されてきたと言えるのではないでしょうか。
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コメント
ハッサンの前書「マインドコントロールの恐怖」も読みました。子供がカルト教団のホームにいることが、一年前に分かり、半年かけて家族で読みました。強行手段はとらず、本人の心に話しかけるように準備しました。本人を交えて家族だけの会議(実質2日間)のあと、子供は一度はホームに戻りましたが、自力でホームを抜け出してきました。ハッサンの本の中には、本当にマインドコントロールを解く力があると思います。
投稿: kokoro | 2007年12月16日 (日) 00時39分
大好きな彼氏がマインドコントロールされてます。
助けてください
投稿: まなみ | 2013年11月17日 (日) 09時31分