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高森ブランドの崩壊

顕正新聞10月15日号は例の「77000円の高森会長とのパック旅行(もちろん交通費は別)」と「5億円の弁当屋」の賛嘆にあふれていました。

パック旅行のほう。これは「手を伸ばせばそこに会長先生が!!」的な記事でまるで高森会長がアイドル並みの扱い。以前のエントリでも触れましたが、正本堂の奥に引っ込んでないで、普段から会員と接触を心がけていればそもそもこんな記事も書けないでしょう。

これまでも「高森会長のサイン入り御著書(実はサインは印刷)」が10万円以上の御報謝(献金)!!的な金集めは行われてきましたが、今後はもっと積極的に「高森ブランド」を利用した金集めは行われることになりそうです。

神格化された高森会長とちょっと触れただけで舞い上がっている会員が哀れでなりません。外から見ればごまかしと盗作と我欲に満ち溢れたただの老人なのにね。

「5億の弁当屋」については、いかに弁当がすばらしいか的翼賛記事で一杯。読んでるだけでおなか一杯。

そこには「なぜ営利企業に会員から5億円も集めなければならないのか」「そもそもこの建物と設備にどうして5億円もかかるのか」「集めた金の使途が不透明」といった会員の声は封じられています。

まるで戦争への批判を禁じ、都合の悪い情報を報道しなかった戦前の日本を見ているようです。

この弁当屋も合わせて、総額20億円の「聞法ドメイン財施」は、未だに目標に達しておらず、会員の内心の不満も高まっています。だから顕正新聞は毎号毎号買収した施設や弁当屋の記事を紹介し続け、心の離れた会員にこれら施設の意義を説明するのに必死です。

しかし、もう無理でしょう。正本堂の100億超の財施に会員は疲弊しきっており、何度も追加で繰り返される金集めに辟易しています。そして、集められたお金がどれだけだったのか、何に使われたのか、余ったお金はどこに行ったのか、といった説明も一切ありません。

親鸞会の成長が止まって久しく、今も脱会者が相次いでいます。金が集まらないのは、説明が足りないからではありません。自らへの批判を封じ、嘘とごまかしによって作られた「高森ブランド」の価値は、高々6000人程度の人たちをつなぎとめる事も出来なくなっています。

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コメント

 私は元会員で、設備機械の会社に勤めている者ですが、どう見積もっても あの弁当会社に5億は絶対にかかりません。正本堂に関しては、
知り合いの建設業の友人に聞いてみました。彼は「図面も仕様書もないので確実なことは言えないが、写真で見る限り100億は絶対にしない。」と
断言しました。
 会員の皆さん、おつりは相当あるはずです。どこへ消えてしまたのでしょうか? 
 会長の信心疑惑、盗作、本尊問題、光晴問題、会の人事問題 などなど
胡散臭い情報を少しなりとも見聞きしておられませんか?
 もうそろそろ目を覚ましてもいいのではありませんか。

投稿: | 2007年10月21日 (日) 23時53分

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