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最後の砦が崩れるとき

親鸞会の会員の減少が続いています。

既に最盛期の半分以下に落ち込んだ会員数ですが、更に流出が続いています。今まで減少傾向が顕著であった若年層のみならず、支部の中核会員でもやめる人が後を立たないそうです。

親鸞会は信頼を失い続けています。

億単位の金を集めてもその使い道すら明らかにされず、不透明な献金の行方が不信につながっています。会長の息子のスキャンダルが話題になり、一部の幹部のセクハラが明るみになっています。弁当屋やコーヒー屋、コンビニなどの営利企業に浄財が募られ、一切の批判を許さず高森会長への無条件服従が強要されています。

大学での活動は統一教会や摂理と同一に見られ、相次ぐ苦情で大学側の対策が始まり、成果は激減しています。

会員が心のよりどころにしていた高森会長さえ、信心の詐称疑惑や、著作の盗作が明らかにされ、会員の心は次々と離れています。

それでもなぜ親鸞会を離れない会員がいるのか。それは「親鸞会が唯一親鸞聖人の教えを正しく伝えている」という最後の砦があるからです。

しかし、その砦も崩壊寸前です。

親鸞会・除名の真相2というブログでは、親鸞会が退会者から本尊を取り返すことについて、親鸞聖人の教えと異なった行為でないか、という質問が、親鸞会の広報部門の責任者である渡部隆志弘宣部長になされています。

この質問に渡部氏は、未だに全く答えることが出来ていません。親鸞会が親鸞聖人の教えを正しく伝えているはずならば、自信を持って回答できるはずですが、渡部氏はこの問題には全く答えることが出来ず、話題をそらすばかりです。

親鸞会、最後の砦は崩壊寸前です。これが崩れたときに、親鸞会には何が残るのでしょうか?

田舎に残された閑散とした巨大な講堂と、買収した多くの施設と、精神の支えと収入の道を失った多くの職員や講師部員だけが残るのでしょう。他には日本のカルトの歴史に名を残すのが精一杯かもしれません。

もうすぐ、本当に親鸞会に人生をささげる人たちの選別が始まります。その人たちは物心両面で絶対に親鸞会を離れることが出来ないような所に追いやられます。

そうなっては手遅れです。最後に泣くのはいつも末端の人たちなのです。

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コメント

実に的確に親鸞会の将来を予想していると思いました。必ずその運命をたどるでしょう。見事です。

投稿: k | 2007年11月 7日 (水) 21時24分

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