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親鸞会、また法論で惨敗。

親鸞会教義の問題点を問う、という法論が行われたようです。
http://sinran2.blog115.fc2.com/

親鸞会講師部の原田講師が、mixiで親鸞聖人のコミュニティを運営していましたが、それに元親鸞会会員の林氏が、親鸞会を除名された上田氏の説法サイト「浄土真宗講義」へのリンクを書き込んだところ原田講師が削除。そこから法論がスタートしたようです。

法論は親鸞会の本尊についての疑問を林氏が投げかけたことに始まりますが、親鸞・蓮如・覚如上人の根拠をもとに親鸞会の誤りを指摘する林氏にたいして、原田講師は終始「聖教の解釈が軽薄」「わかってない」「相手にしている暇はない」「嘆かしいほどに妄想が深く、思い込みが激しい」といった返答しかできず、肝心の林氏の指摘には全く反論できませんでした。

最後は、「教えの通りの、真実の弥陀の救いを体験しなければ絶対にわからないことでございます。」との一点張りです。それに対して林氏は、「はらりんさん(原田講師)は弥陀の救いを体験したからハッキリしたのか?」と聴きますが、それに対して原田講師は、

わたしは、はじめから貫いて申し上げているとおり、
はじめから議論などやるつもりもなく、
まともな議論など、はじまってもおりません。
こんなやりとりは議論のうちに入りません。
無視だけせずに反応しているだけですよ。

と答えています。弥陀の救いを体験したのならば、体験したからそう知らされたのだといえばいいと思いますが、答えられないのは体験していないからなのでしょう。

ならば「絶対にわからないこと」を根拠に、林氏を「妄想だ」「解釈が軽薄」「わかってない」と決めつけていたのですから、痛々しいにもほどがあります。

私はこの法論は次の林氏の発言が全てを象徴しているように思えます。

ご自身が「絶対にわからないこと」と明言されているのですから、これ以上の議論は無駄でしょう。
しかし、それなら、最初から「私にはわかりません」と仰って頂ければ良かったと思いますが。

お聖教との矛盾を指摘されても、「信心決定しなければ分からない、深い御心があるのだ」と信じているのが、親鸞会なのですね。
これで、親鸞会に対する疑問に、一つの答えが出ました。ありがとうございました。

覚如上人がなんと言われようと、したとすら明言できない体験を根拠に自説を押し通し、疑問を持つ相手を「妄想」と決め付けるのですから、もはや彼らは浄土真宗ではありません。

本願寺が木像を本尊にしていることについては、

本願寺には親鸞聖人や蓮如上人よりも、信心も教学も深い人がいられるとみえて、何かと小賢しい自分の思考を入れて、最も重要な御本尊のことまで親鸞聖人や蓮如上人のなされたようにしようとはしていませんが、これが親鸞聖人に還れと教える者の態度でありましょうか。(こんなことが知りたい3)

と指摘しておきながら、自分たちの姿も全く同じことに、彼らは気付いていないのでしょか。

さらにこんな発言もありました。

●あの公開討論の文面は、すでに文章が操作されています。
自分たちの都合のいいように変更されたものです。
全文や裏もすべて知れば、上田や齊尾がいかに悪賢く、
悪質であるかがわかるでしょう。

公開討論と言うのは、親鸞会の福田講師が最後に返答できず逃げてしまった公開法論の事を指しているのでしょう。操作されていると主張する割には、どこが操作されているのかと聞かれても何も答えられなかったようですが。

勝ち戦は本まで出して大々的に会員に発表するのに、負け戦は「文章が操作されている」などとその実態を隠蔽するのならば、第二次大戦のどこかの国と殆ど一緒といって差し支えないでしょう。

8月1日の顕正新聞では、こんなことが書いてあります。

身を粉にしても伝えたい、骨砕きても知らせたい。
自分はどんな目に遭ってもいい。これだけは分かってもらいたい。
人間が果たしてこんな気持ちになれるものだろうか?

親鸞会って本当に口だけです。

「自分を批判しない人だけに伝えたい、お金を出す人にだけ知らせたい、自分は批判されたくない、負けた法論や高森会長の盗作疑惑は捏造だと分かってもらいたい」

こう書き換えてみてはどうでしょうか?弘宣部長。

ジャーナリスト(自称)ならばいつまでも組織の提灯記事ばかり書いてないで、たまには真相に切り込む文章をお願いしますね。

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