絵画
同朋の里に75点の絵画がかけられたそうです。
同朋の里に限らず、親鸞会の建物には沢山の高価な絵画がかけられています。新入生の中にはあれは「会員が喜捨したもの」という説明を受けている人もいるようですが、そのほとんどは高森会長が浄財で購入したものです。
中には正本堂ロビーの松の絵のように、会員に特別に財施が募られたものもありました。一口10万円だったと思います。(訂正:一口100万円の間違いでした)
かつて会長は海外へ布教に出向くたびに、沢山のお供を引き連れて、現地で大量の絵画を買っていました。韓国では画廊ごと「買占め」したこともあります。
大量の絵画は飛行機で富山の本部会館に送られます。アリーナ一面に並べさせた絵画の間を、高森会長が満足そうに歩いて品定めしていた光景は忘れることが出来ません。
どこにどの絵画を飾るかは全て高森会長が決定し、そのたびに人手をかけて絵をつけたり外したりしていました。絵の傾きや位置には異様なほどこだわっていましたが、その一方で書画の縦横を間違ってかけていたりと、本当にわかっているのか疑問な点もありました。
会員には「会館に来た人たちの心が和むように、高森先生がご用意してくださった絵画」であると説明されていましたが、私はバブル期の成金が海外で名画を買いあさる光景と、アリーナを埋め尽くす絵画の間を歩く高森会長の姿を、心の中で重ねていました。
彼の行為が本当に会員のためを思ってのことなのか、それとも単なる自分の自己満足のためなのか。私にはわかりません。
ただ、これだけは言える事があります。
親鸞聖人が現代に生きておられたら、門徒さんが血のにじむような思いをして出された浄財で、高価な絵を買いあさるようなことは決してされなかったでしょう。
会員が食費を切り詰め家も車も買わず、家族と軋轢を起こしてまで親鸞会に収めたお金は、こんなところにも使われています。よく知っておいてください。
| 固定リンク
コメント
松の木の御報謝は、一口100万円でした。
かなり余剰が出ているはずなのですが、どこへ消えたのでしょうか?
投稿: みー | 2007年6月23日 (土) 23時40分
みーさん
有難うございました。他の人に確認したところやはり100万円との事で、その点訂正いたしました。
投稿: ぶるうの | 2007年6月24日 (日) 00時02分