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迫害

カルト宗教は自らが批判されると、批判された教団の内部では、「私たちは真実を伝えているから迫害されるのだ」と決まって言われることが多いです。

「イエス・キリストだって迫害されたじゃないか」「日蓮だって迫害された」「親鸞聖人」だってと、自分たちと祖師の受けた迫害を重ねて、「だから私たちも非難されるんだ」となるわけです。

統一協会も摂理も、顕正会も創価学会も、親鸞会も、全く同じです。

しかし、外からの批判には「宗祖の時代も迫害された」といいながら、内部からの批判は徹底的に粛正し、気に入らない人を除名にするのも一緒です。

キリストや日蓮、親鸞聖人が、迫害の中命がけで布教していたにもかかわらず、これら教団の代表はボディガードや優秀な弁護士に守られ、高級な食事をとり、常に信者の賛美の声を必要とするのも一緒です。

高森会長が宗祖と自分の立場を重ねて悦に入っているのか、それとも違うことを知っていて利用しているのか、そこまでは分かりません。

ただ一つ言えるのは、親鸞聖人は信者から集めた金で城のような建物を造らせ、沢山の取り巻きに囲まれ、大勢の人に自分の食事を作らせ、専用のフロアにふんぞり返っているような人では無かっただろう、と言うことです。

こんな外から見れば滑稽としか言いようがないことでも、内から見ると分からないのです。

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